豊川の桜木小で「Adam」が音楽アウトリーチ

2019/11/13 00:00(公開)
児童に息の合った演奏を発表する「Adam」の4人=桜木小学校で
児童に息の合った演奏を発表する「Adam」の4人=桜木小学校で
 豊川市立桜木小学校(馬場孝利校長)で12日、サクソフォン四重奏団「Adam(アダム)」による楽器サックスを使ったアウトリーチ事業が行われ、4年生約60人が参加した。
 メンバーの山下友教さん、太田大地さん、野原シーサー朝宇(ともたか)さん、奥野祐樹さんが来校。同じサックスでもソプラノ、アルト、テナー、バリトンと大きさで音も異なる楽器を操り、2015年のザルツブルク=モーツァルト国際室内楽コンクールでサクソフォン四重奏としては初の1位を受賞した腕前を披露した。
 4人はユーモアあふれるトークも交え、音が発せられる楽器の構造や、サックスがベルギーで生まれ、バリトンサックスは重さ8㌔もあることなどをクイズ形式で紹介。野原さんの出身地・沖縄にまつわる曲も奏で、山下さんは「曲を聴くとイメージができたり、いろんな気持ちを抱くことができる不思議な力がある」と強調した。
 子どもたちからは「息がぴったりで、とてもきれいな音色」「こんなに素晴らしい演奏を間近で見たのは初めて」という感想が上がった。
 「Adam」はきょう13日にも萩、代田小で児童らと交流。17日午後2時からは小坂井文化会館で公演を予定しており、今回交流した児童に招待券をプレゼントした。
(由本裕貴)
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