イチビキ100周年

中村社長が本社訪れ記念事業など語る

　今年４月に会社設立１００周年を迎えた「イチビキ」（名古屋市、中村光一郎社長）の中村社長がこのほど、東愛知新聞社を訪れ、１００周年事業の取り組みや記念商品を紹介した。
　中村社長は「先人たちの数々の失敗を克服してきた努力と、多くのお客様に支えられたことで、１００周年を迎えることができました」と感謝し、「１００周年事業では社員が消費者と触れ合う機会ができ、とても良い経験になりました」と話した。
　また１２月１日にはイチビキ発祥の地、豊川市の御油で開催されるウォークラリーに協賛。御油の松並木に松を植樹するほか、御油町にある第１工場で豚汁、甘酒の接待を行い、さらに工場内にある、イチビキのみそ、たまりづくりの原点である大きな丈三桶の特別公開を行う。丈三桶は今年、産業考古学会の推薦産業遺産に登録されており必見だ。
　記念商品は、原料や製造法にこだわり抜いた、しょうゆ、みそ、甘酒、献立いろいろみそ、献立いろいろつゆなどを年内までに販売開始予定。中村社長は「どれも素晴らしい味に仕上がりました。ぜひ味わってほしい」とＰＲした。
（竹下貴信）