豊川宿伊奈土地区画整理事業組合が設立総会

2019/11/24 00:00(公開)
第1回総会であいさつする杉浦さん=小坂井生涯学習会館で
 豊川市小坂井地区で新興住宅街などを整備する「宿伊奈土地区画整理事業」で、地元住民による同区画整理組合の第1回設立総会が23日、小坂井生涯学習会館で開かれ、組合員や企業関係者ら約30人が出席した。市が進める人口増加施策の重要地域として期待が集まる。
 事業地区は名鉄伊奈駅の東約300㍍の宿町佐平山、長者松、伊奈町古当の各一部で、県道白鳥豊橋線に接した約2・5㌶。東側に国道1号、徒歩圏内に食料品店などもあり、交通の利便性や生活環境に恵まれた地域だが、長年農地のままで市街地が形成されていなかった。
 地権者らでなる同組合発起人会が募った業務代行者が玉野総合コンサルタント(西村正直代表取締役社長)と岡田建設(岡田司代表取締役社長)の共同企業体に決まり、6月に覚書を締結。10月25日に市から事業認可され、区画整理事業の業務代行は東三河で初となる。
 同地区は都市計画マスタープランの「地域生活拠点」に位置付けられ、人口減少対策の重要な拠点となる。2024(令和6)年度までに完了させる計画で住宅街や公園、コミュニティ施設の整備が検討され、玉野総合コンサルタントが調査・測量や設計、岡田建設が区画整理や道路、公園などの工事を請け負う。
 この日は理事・監事や評価員の選任、収支予算案などの議事が行われ、組合設立認可申請者代表の杉浦光彦さんは「伊奈駅前の再開発も含めて、竹本市長が公約に掲げる人口増に少しでも寄与できればうれしい。一日も早く素晴らしい街づくりが実現できれば」と期待した。
 田中義章副市長も「いよいよ新しい街づくりが始まる。民間活力を大いに発揮してほしい」とあいさつした。
(由本裕貴)
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