「エール」モデルの古関さん夫妻 豊橋市がパネルで紹介

2019/12/06 00:00(公開)
古関さんと妻・金子さんを紹介する展示パネル=プラットで
 豊橋市は、来年春から放送されるNHK朝の連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」のモデルとなった夫婦、昭和を代表する作曲家・古関裕而さんと同市出身の妻・金子(きんこ)さんを紹介する展示パネルを作り、5日、市内で開かれた古関さんの長男・正裕さんの音楽ユニット「喜多三」による特別ライブで披露した。
 パネルはA2判の大きさで10枚。全国高校野球選手権大会歌「栄冠は君に輝く」など、数々の名曲を生み出した古関さんを略年譜のほか、幼少期や2人の新婚当時、自宅でのリラックスした様子などの写真で紹介している。写真は正裕さんからの提供のほか、古関さんの出身地にある福島市古関裕而記念館にも協力を受けた。
 展示パネルは今後、関連イベントなどで展示し、市の担当課は「2人を知ってもらい、よりドラマを楽しく見てもらえれば」と話している。
 パネルのお披露目会場となった豊橋市穂の国とよはし芸術劇場プラットで行われた特別ライブでは、正裕さんが「母の古里でのライブ、緊張しています」とあいさつ。「エール」にも触れ「どんなドラマになるか楽しみ」と期待を込めて話した。
 「喜多三」は古関さんの生家、呉服店の屋号からユニット名を付け、古関さんの楽曲を演奏している。演奏の合間には、古関さん夫妻の生い立ち、出会いなどを“プチドラマ”で紹介した。
(中村晋也)
演奏する正裕さん㊨ら「喜多三」のメンバー=同
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