「したらダムカレー」販売開始

2019/12/10 00:00(公開)
地元をイメージしたダムカレーを手にする伊藤店主=設楽町荒尾で
地元をイメージしたダムカレーを手にする伊藤店主=設楽町荒尾で
 設楽町で9日、ご当地カレー「したらダムカレー」の販売が始まった。楕(だ)円形の皿で中にはダムの堤体をイメージした陶器を添えたカレー皿とし、参加する7店舗が地元特産の食材などをトッピングした。「愛好家たちに設楽町を知ってもらえば」と各店も張りきっている。
 ダムカレーは水をせき止める構造物のダムに見立てたカレー。ルーとごはん、食材で全国各地のダムをイメージして「ご当地色」を出し合っている。
 町では2026(令和8)年度の完成を目指して設楽ダムが建設されており、完成までの間にカレーで地域振興につなげようと今年春から町と商工会、飲食店有志で考えた。
 ダムは重力式コンクリート製で堤体の高さ129㍍、長さ380㍍。総貯水量は9800万立方㍍。
 カレーは堤高に合わせて12月9日に発売とした。荒尾の「芳水」では鹿肉を使ったルー、米は地元荒尾産、岩古谷山をイメージしたハンバーグ、ちくわでトンネルなど地元色満載。伊藤芳子店主(61)は「近年ではダム巡りをする愛好家がダムカレーも味わうと聞きます。完成前ですが、味わってもらえれば」と話した。
 7店はトッピングメニューや提供する時間帯や曜日が異なる。値段は各店舗それぞれで990円-1200円(税込)としている。また数量限定メニューにしている店もある。
 問い合わせは設楽町商工会(0536・62・0004)へ。
(安藤聡)
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