フェニックス応援バーガー 11日の豊橋ホーム戦で限定販売

2019/12/10 00:01(公開)
11日のホーム戦で販売する「どマズいバーガー」=豊橋市牛川通1の「アンバーズ」で
11日のホーム戦で販売する「どマズいバーガー」=豊橋市牛川通1の「アンバーズ」で
 今季1勝17敗と崖っぷちに立つBリーグ三遠ネオフェニックスを応援しようと、豊橋市牛川通1のハンバーガー&ホットドッグ「アンバーズ」が特別なハンバーガーを開発した。味は“どうまい”が、名前は「このままじゃまずい」という意味を込め、三河弁で「どマズいバーガー」。約1カ月ぶりのホーム戦の11日、会場の豊橋市総合体育館で限定販売し、奇跡の復活を後押しする。 
 どマズいバーガーは、不死鳥のごとくよみがえることを祈り、国産鶏を使った特製チリミートを、ハンバーグ専門店「オクトパス☆ガーデン」(同市新吉町)から仕入れた牛肉100%のパティの上にたっぷり乗せた。さらに激辛ソースも別に添え、「より熱い応援を」と商品開発者の老平治之さん(46)は期待する。
 開幕から16連敗中だったチームは7日、アウエーの北ガスアリーナ札幌46でレバンガ北海道からようやく1勝をあげ、昨季終盤から続く連敗記録も21でリーグワーストタイの22連敗をぎりぎりで回避。だが、翌8日にはレバンガ北海道に惨敗。現在、中地区の6チーム中最下位に沈む。
 連敗中も、フェニックスのブースター(ファン)は温かく、アットホームな雰囲気が会場には漂う。親しみやすさはチームの持ち味だが、時に厳しさも必要。かねてからホーム戦でブースを出していたアンバーズの井口直人さん(46)は「なんとか勝ちたいという雰囲気をつくりたいと思った」と話す。
 チームは11月30日の天皇杯でB2の信州ブレイブウォリアーズに完敗。「これはまずい」と2人は、連敗脱出を祈願したハンバーガーの開発に着手した。
 北海道での1勝には安堵したが、窮地なのは変わりなく、シーホース三河を迎え撃つ11日のホーム戦で勝利してなんとか勢いに乗りたい。
 どマズいバーガーは1個1000円。16連敗を取り戻してほしいと願い、16個限定で販売する。
 井口さんは「チャンピオンシップに出られる可能性はまだある。何一つ諦めることはない」と力を込める。16連敗したチームがチャンピオンシップに出て優勝する、そんな姿を思い描く。
(飯塚雪)
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