赤塚山公園の再生計画案 豊川市が示す

2019/12/14 00:01(公開)
週末は大勢の家族連れが訪れる水の広場周辺=赤塚山公園で
 豊川市議会は13日、各委員会を開き、産業建設委員会で、市が赤塚山公園(市田町)の再生基本計画案を示した。まずは開園30周年を迎える2023(令和5)年度のプレオープンを目標に、飲食・物販機能の新設や駐車場の拡張を優先的に進めていく。
 入園無料の利点もあり、近年は年間40万人以上が訪れる赤塚山公園。市民のニーズを踏まえ、民間企業参入に可能性を広げた飲食・物販機能の新設や、夏場に大勢の子どもが遊ぶ「水の広場」の充実、週末やスポーツ開催時に不足する駐車場3カ所の拡張を優先して進めるとした上で、都市整備部は「開園30周年にはより魅力的な姿の赤塚山公園を目指したい」と見据えた。
 「世代を超えてつながる、豊川のシンボルパーク」を再生計画のテーマに定め、公園サービスや回遊性の向上、コンテンツの充実を図る。特色が際立つように公園全体を4ゾーンに分け、中央のぎょぎょランドやアニアニまあるがある「にぎわいゾーン」には飲食物販やレンタサイクルの拠点を、西側の植物や昆虫が生息する「自然体験ゾーン」にはアウトドア・遊戯施設を、北側の梅園やしょうぶ園のある「花と歴史ゾーン」にはバラやハーブのガラス温室、中池でのペダルボートなどを、それぞれ新設する案も示した。
 市民のスクエアがある東側の「レクリエーションゾーン」では、多様なイベント開催や東池周囲でのマラソンコース整備も検討。各ゾーン間の移動を促すため、セグウェイなどの最新型モビリティを取り入れる案も出た。
 来年1月にパブリックコメントで市民の意見を募り、3月までの再生基本計画の策定を目指す。
(由本裕貴)
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