豊川市内の小中学校 聖火リレーの日は休校

2019/12/17 00:01(公開)
1964年10月3日、豊川市小坂井地区を走る聖火リレー。沿道には子どもの姿が見える(小坂井中学校提供)
 豊川市、豊橋市で東京五輪・パラリンピックの聖火リレーが行われる来年4月7日に、豊川市の小中学校が一斉休校になることが分かった。豊橋市も調整している。1964(昭和39)年の前回東京五輪時と同様、子どもから大人までが沿道に駆け付け、声援を送ることになりそうだ。
 日本全国を巡る聖火リレーは、愛知県内では2020(令和2)年4月6、7日の2日間にわたり16市を巡る。東三河に来るのは7日で、豊橋市のこども未来館ここにこ~市陸上競技場、豊川市の豊川稲荷~市陸上競技場の2コースを走る。
 国内では56年ぶりとなる夏季五輪の開催に向けて、子どもたちにも参加を促そうと、豊川市教育委員会は当日が火曜日となる4月7日を、小中学校を一斉休校とする方針を決定。前日の4月6日を小学校の入学式・始業式、4月8日を中学校の同式とし、すでに保護者向けに通達を出した。
 髙本訓久教育長は「聖火リレーの応援に参加することで共に祝福し、災害などからの復興に努力している日本の姿と支援してくれた国々への感謝を世界に届ける復興五輪としての意味を理解しながら、日本をはじめとする世界の平和と明るい未来への懸け橋となる祭典に触れる意義は大きい」としている。
 56年前の東京五輪の時にも、同年10月3日に国道1号を通って豊川市から豊橋市を抜けるコースで聖火リレーが行われた。当日は土曜日の午後だったこともあり、沿道には多くの子どもたちが駆けつけ、燃えたぎる聖火を目に焼き付けた。
 半世紀以上の時を経て、東三河にとっても歴史的な一日が再現されることになる。
(由本裕貴)
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