第３８回全国高校弓道選抜大会に、豊橋商業高校弓道部の男子・女子が団体、個人に出場する。団体、個人とも男女が出場するアベックダブルは同校初の快挙だ。
　全国選抜大会は今月２３日から２５日まで、群馬県前橋市のぐんま総合スポーツセンターで開かれる。
　団体は男女とも１１月に開かれた県大会の最終選考会で優勝して全国出場を決めた。男子主将の村上愛斗さん（２年）は「県大会後にあった東海大会では予選落ちしてしまった。その悔しさを全国大会にぶつけ優勝を狙う」、女子主将の本田未輝さん（１年）は「大会では１２射を打ち的に当たった本数で順位を競いますが、すべて当てて賞状を持って帰って来る」と決意。
　男子個人の渡邊剛さん（１年）は「県大会で優勝、東海大会で３位の勢いにのり、全国に挑む」、女子個人の丸地さくらさん（２年）は「決勝に進むと、一度的を外しただけで脱落。さらに５射目からは的が小さくなるが、最低でも５射目まで進む」と意気込む。
　顧問の朝倉千尋教諭は「女子は全員１年生、男子は全部員５人で全国出場を決めた。弓道部の実力を全国の皆さんに知ってもらいたい」と話す。
　出場する選手は次の皆さん。
　男子団体＝渡邊剛、村上愛斗、渥美椋哉、牧野武蔵▽女子団体＝小田桐朱璃、塚田果歩、本田未輝、内藤ことり▽男子個人＝渡邊剛▽女子個人＝丸地さくら
（竹下貴信）