豊橋で来月16日に「ドラクロワ」上演

2020/01/09 00:00(公開)
来場を呼び掛ける天野さん㊨と浅井さん=東愛知新聞社で
来場を呼び掛ける天野さん㊨と浅井さん=東愛知新聞社で
 劇団アートブリッジ(天野陽一代表)は2月16日、豊橋市の穂の国とよはし芸術劇場プラット主ホールで「天野陽一とみんなで創(つく)る市民ミュージカル第2弾」として、ミュージカル「ドラクロワ-歌とダンスで織りなす革命家たちの物語」(東愛知新聞社など後援)を公演する。
 ウジェーヌ・ドラクロワは、1830年に起きたフランス7月革命を主題とした絵画「民衆を導く自由の女神」で有名なロマン派の画家。友人には恋愛詩人のハインリヒ・ハイネ、小説「レ・ミゼラブル」作者のビクトル・ユーゴー、作曲家・ピアニストのフレデリック・ショパンらがいて、彼らと芸術を民衆のものにするため、ロマン派の台頭に立ち上がったのがドラクロワだった。
 天野さんは、一般にあまりなじみのないミュージカルを東三河で広く誰にでも楽しんでもらいたいと考えており、出演者は公募で小学校低学年から60代まで選び、1年かけて練習を重ねてきたという。「魂が燃えたぎるような熱い作品を作りたいと考えてきた。権力者に集中していた文化芸術を市民に広めたいという気持ちがドラクロワと重なり、感慨深い。多くの人に来場いただき、劇と音楽とダンスを存分に味わっていただきたい」と天野さん。
 同劇団で制作を担当する浅井晶子さんも「豊橋に演劇ホールとして素晴らしいプラットがあり、元劇団四季の天野さんが豊橋にいる。この機会に参加する人も見に来て下さる人も、ミュージカルに触れていただきたい」と来場を呼び掛けた。
 午後1時と午後4時半の2回公演。チケットは全自由席で、一般2000円。24歳以下は1000円。チケットは、プラットチケットセンター(電話0532・39・3090)、または天野さん(電話090・2433・0664)へ。
(小島幸子)
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