東三河法人会青年部会の新春講演会

2020/01/22 00:00(公開)
税の常識を話す包原署長=豊橋商工会議所で
税の常識を話す包原署長=豊橋商工会議所で
 東三河法人会青年部会の新春講演会が20日、豊橋商工会議所で開かれ、豊橋税務署の包原智幸署長が「『税と経営』-経営分析のすすめ」を演題に話した。
 「きょうは税の常識を学んでいただき、税の常識を普及していただきたい」と包原署長。法律にのっとり、税金を節約する節税を事例の一つに取り上げた。
 費用を多くすることで利益が減り、節税になるが、包原署長は「税務署は、取得した資産が会社にとって必要かどうか経済の合理性を見る」とし、超高級スポーツカーの取得を例に「会社に必要かどうか。必要なければ、役員給与になる。届出をしてないと、費用にあたらないので利益が多くなり、節税のはずが法人税が増加。さらに申告書を正しく書かなかったため、加算税なども加わり、支出が増えてしまう」と説明した。
 また、「同族会社ほど自ら律する姿勢が大事」と呼び掛けた。「個人的経費、法人的経費を混同する公私混同が多い。ここで大事なのは、従業員の目、取引先の目。信頼をなくさないよう自ら律する姿勢を」と話した。
(中村晋也)
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