蒲郡で映画「ゾッキ」制作記者会見

2020/02/04 06:00(公開)
会見に出席した齊藤さん(右から3人目)大橋さん(同4人目)竹中さん(同5人目)山田さん(同6人目)ら=蒲郡クラシックホテルで
 蒲郡市出身の漫画家大橋裕之さんの作品「ゾッキ」の実写映画化に向けてクランクインするのを前に3日、同市竹島町の蒲郡クラシックホテルで制作記者会見が開かれた。監督を務める俳優の竹中直人、山田孝之、齊藤工さんの3人らが「全力をあげて撮影に臨みたい」などと意気込みを語った。
 原作「ゾッキ」は大橋さんの初期作品集で2017年に発表した。映画の脚本は劇作家・倉持裕さんが担当し、3人の監督が1話ずつ撮影して3話をつなげて1本の作品とするリレーションムービーとなる。4日にクランクインし、来年の全国公開を目指す。
 会見で竹中さんは、2年前に出演した舞台控え室にあった原作「ゾッキ」に感動して実写映画化を思いついたことを披露。親交がある山田、齊藤さんに映画監督として要請し、共同で制作することになった経緯を説明した。
 山田さんは「映画監督は初めて。大橋作品の独特な世界観を表現していくかが課題」、齊藤さんは「蒲郡の皆さんと手を取り合って映画を撮影していきたい」と意気込みを語った。
 すでに撮影場所を選ぶためのロケハンを行ってきた3監督は「温かい人柄がうれしい」と蒲郡の印象を語った。
 大橋さんは「監督3人の個性が表れる作品となってほしい。蒲郡の知名度があがってもらえれば」と思いを込めた。
 同市では商工会議所などの団体と制作支援していく組織を設けており、鈴木寿明市長と蒲郡商議所の小池高弘会頭は「撮影スタッフが集中して取り組んでもらい、すばらしい作品にしてもらう環境づくりに努めたい」と協力をすることを誓った。
(安藤聡)
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