菜の花と河津桜が競演 田原の免々田川沿い

2020/02/24 00:00(公開)
見頃を迎えている菜の花と河津桜。ひと足早い春を満喫できる=田原市福江町で
 田原市福江町を流れる免々田川沿いで、菜の花と河津桜が見頃を迎えた。今年は暖冬で開花が早まり、鮮やかな黄色とピンクのコントラストが訪れる人たちを魅了している。
 川沿いに続く早咲きの桜で知られる河津桜は、国道259号宮下橋の南北に約300本。2004(平成16)年、地元で活動している渥美ロータリークラブが国際ロータリー創立100周年を記念して植えた。
 同クラブが中心となり、会員やまちづくりグループが肥料を与えたり、草刈り、せん定をしたりと世話を続けている。
 今年は「免々田川菜の花・桜まつり」(東愛知新聞社など後援)の開幕(19日)とともに咲き誇り、まつり関係者を慌てさせるほど。訪れた家族連れ、女性、カップルらが散策しながら、黄色の菜の花と濃いピンク色の花を咲かせた河津桜を見たり、写真を撮ったりしている。
 この3連休も東三河内外から多くの人が訪れ、催しや飲食物などを販売するテントにも立ち寄った。まつり関係者は「いつもより早いですが、ぜひ足を運んでもらえれば」とPRしている。
 一方、免々田川周辺や福江、清田両地区の店舗や民家などの軒先には、つるし飾りが飾られ、観光客らを迎える。「福江*つるし飾りロード」として行われ、つるし飾りは地域の園児、小・中学生が作った。
 今年は、川にほど近い昭和製材敷地に「竹ドーム」がお目見え、中には子どもたちが作った多くのつるりし飾りがあり、絶好の写真ポイントにもなっている。
(中村晋也)
竹ドームの中に展示されているつるし飾り=田原市福江町で
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