豊川の3保育園で新園舎完成

2020/03/22 00:00(公開)
大木、一宮西部保育園が統合された大木保育園
 豊川市は、竹本幸夫市長の掲げる「子育て豊川応援団」事業が具体化する。増加する3歳未満児の保育需要に対応するため、保育園の施設を計画的に整備。市内3園では民間への補助金も活用して新たな園舎が完成し、4月1日から子どもたちを受け入れる。

 大木保育園(大木町荒屋)は大木、一宮西部の両保育園を統合し、旧大木の位置に建て替えた。延床面積は1315平方㍍で、保育室を7室完備。定員は170人で、うち3歳未満児は50人。近隣の一宮大木土地区画整理事業地域の世帯増加などで保育ニーズが高まっており、来年度は園庭や駐車場を整備後、特別保育についても検討する。
 民間保育園も、市の補助金を活用して園舎を回収した。以前から児童数の多い代田・諏訪地区にあり、社会福祉法人・豊川市保育協会(髙橋智之会長)が運営する中部保育園(新道町)は建て替えが完了。定員140人で、うち3歳未満児は50人。従来通り、平日は午後7時半まで、土曜は午後2時まで時間外保育を行うほか、24カ所目となる加配保育園に指定され、発達の気になる児童の保育にも力を入れる。
 また、八幡町亀ヶ坪には、社会福祉法人・昇人会(土屋伸一理事長)が運営するさつき保育園が新たに完成した。定員は110人で、うち3歳未満児は39人。西部土地区画整理事業地域など、保育ニーズの高い八南・国府小学校区の子どもたちを受け入れる。時間外保育では、平日は午後7時半まで、土曜は市内で最長となる午後6時まで対応する。
(由本裕貴)
園舎が改修された中部保育園
新設されたさつき保育園
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