蒲郡市職員向け物品販売で地元企業応援

2020/04/17 00:00(公開)
ほとんどの商品が売り切れた蒲郡市庁舎内の物品販売
 蒲郡市は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響が出ている地元の事業者を支援するため、16日から庁舎内で物品販売を始めた。市職員が買って応援する。
 市役所地下食堂で月~金曜の正午から午後1時に開く。一般の来庁者も買える。
 初日は、海産物加工品直売の「蒲郡海鮮市場」(拾石町浅岡)が参加、多くの職員が商品を買いに来て大好評だった。海鮮市場の近藤里香さん(51)によると、本来は旅館向けに販売していたが、新型コロナウイルスの影響で休業するところが多く、在庫が大量に残っているという。
 この日は「アカザエビせんべい」と、竹島水族館と共同開発した「タカアシガニせんべい」「金のあさり」のつくだ煮を、通常価格の半値で販売。ほとんど完売した。
 都市計画課の小林宏輔さん(31)は「地域のみんなで頑張っていければ」。観光商工課の出口幸希さん(27)は、「力添えしたい」と話した。
 近藤さんは「好評でありがたい」と喜んでいた。
 海鮮市場は18日から、20~50%オフのセールをする予定。
(林大二朗)
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