創立100年の国府高が記念行事

　今年度で創立１００周年を迎えた豊川市の県立国府高校（伊與田万知校長）の同窓会や学校、ＰＴＡでつくる記念事業実行委員会は、ＪＲ豊川駅の東西自由連絡通路で「野球部甲子園出場記念パネル」を展示している。31日まで。
　１９７５（昭和50）年に同校野球部が夏の県大会で優勝し、甲子園大会に出場した時の写真パネル約20点や記念ボール、タペストリー、新聞記事などを展示している。後にプロに進んだエース青山久人さんと捕手の市川和正さんが喜んで抱き合うシーンをはじめ、県大会決勝で決勝タイムリーを放つ田中邦宏さん、国府駅前から学校までのパレードの様子などが記録されている。
　合わせて通路には、学校の歴史を象徴する写真を並べた創立１００周年記念バナー広告を、駅前のスクランブル交差点付近の商店街アーケードには、記念横断幕も掲げられている。
　甲子園出場記念パネルは、６月１日からは豊川信用金庫いなり支店（豊川市旭町）内で１カ月間展示される。
（由本裕貴）