水陸両用車で救助 豊橋市が水防訓練

2020/05/23 00:02(公開)
水陸両用車で活動する救助隊員=豊橋市大村町で
 豊橋市大村町高山地内の豊川(とよがわ)右岸で22日、市の水防訓練があった。今年3月に消防本部へ配備された水陸両用車が初めて参加し、川に取り残された人を救助した。災害対策本部員による市役所庁舎などでの図上訓練には、ドローンの映像を配信が配信され、画面上で状況を確認した。
 梅雨や台風のシーズンを前に、毎年この時期に実施されている。今年は新型コロナウイルス対策で、現地訓練に消防団員は参加しなかった。例年は土のうを作り、積み上げる訓練がある。
 今年は、消防隊員35人、水陸両用車など車両8台、ドローン2機、ボート2隻が参加した。台風上陸に伴い、川の水位上昇が予想される中、豊川に2人が取り残されたという想定。
 水面に水陸両用車を停止させた隊員は、川の中にいた遭難者役の男性を河川敷まで運び、後部座席に収容した。
 一連の活動はドローンが上空から映像を実況中継し、市役所庁舎内に設けられた災害対策本部に映像を送った。本部は、映像で川の様子や水陸両用車の行動、救助活動中の隊員の姿の映像をリアルタイムで確認していた。
(安藤聡)
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