【蒲郡市竹島水族館】最年少アシカトレーナーがデビュー

2020/07/17 00:01(公開)
棒を使ってラブをジャンプさせるデビュー2日目の鴨下さん=竹島水族館で

 蒲郡市の竹島水族館に、同水族館史上最年少のアシカトレーナー、鴨下令梨さん(19)がデビューした。


 同市御幸町出身。県立三谷水産高時代はダイビング部に所属していた。マリンスポーツのインストラクターとして沖縄で就職しようと考えていたが、小林龍二館長からオファーがあり、4月から竹島水族館で働き始めた。そしてアシカ担当になり、15日のデビューに向けてトレーニングを続けていた。女性アシカトレーナーは同館2人目。配属からデビューまでの最短記録も更新した。


 鴨下さんは16日も出演。多くの観客の前でアシカの「ラブ」と一緒に演技を成功させた。鴨下さんが投げた輪をラブが首にかけたり、ボールキャッチをしたり。鴨下さんがボールを水槽に投げると大きくジャンプし、観客を沸かせた。


 ショーの後、鴨下さんは「輪をラブにキャッチさせる演技が難しかったです」と話した。息を合わせないと難しいという。今後は「今日と昨日のショーで足りないと思った点を改善し、先輩の技術を吸収しながらうまくなっていきたいです」と話した。


 水族館の松野賢理事は「センスと笑顔があり、見ている人も楽しい気持ちになる。水族館の顔になってくれれば」と話した。

ショーを見守る観客
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林大二朗

 愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。

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