藤城建設などが輪島の幼稚園に100万円寄付 豪雨で流された教材や絵本

2024/09/28 06:00(公開)
被災地を支援する藤城社長、安全衛生協力会の山内壱仁会長、近藤社長(左から)=藤城建設で

豊橋市立花町の建設会社「藤城建設」などは、豪雨災害で被災した石川県輪島市の認可保育園「和光幼稚園」に100万円を寄付する。27日、同社で出発式があった。

 

 20日から降り続いた猛烈な雨により、土砂災害や浸水などの被害が拡大している。24日現在で8人が死亡、2人が行方不明となっている。

 和光幼稚園は約2㍍浸水、園児の教材や絵本などが流された。現地のボランティアから送られた写真には、泥や水につかった惨状があった。

 藤城匡昭社長は「当たり前が当たり前で亡くなっている光景に言葉が出なかった」と語る。能登支援に精力的な田原市豊島町の運送業「藤通」の近藤資浩社長、藤城建設の関係会社53社でつくる「安全衛生協力会」などと協力し、100万円の寄付を決めた。

 近藤社長らは28日に現地入りし、東三河フードバンクと協力して集めた乾麺182箱や味付けのり、米250㌔などを贈る。発電機15台、飲料水800本なども提供する。

 藤城社長と近藤社長は「一歩でも復興に近づけるように支援してきたい」と語った。

 

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北川壱暉

 1998年浜松市生まれ。昔からの夢だった新聞記者の夢を叶えるために、2023年に入社した。同年からスポーツと警察を担当。最近は高校野球で泥だらけの球児を追いかけている。雨森たきびさん(作家)や佐野妙さん(漫画家)らを取り上げた「東三河のサブカルチャー」の連載を企画した。読者の皆さんがあっと驚くような記事を書けるように日々奮闘している。趣味はプロ野球観戦で大の中日ファン。

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