コロナ新規陽性者 県内202人、豊橋は13人

県は20日、新たに２０２人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。２日続けて２００人を超えた。21日から３連休だが、人の移動が増えると感染の拡大が懸念される。大村秀章知事は「本来なら行楽シーズンだが、ぜひ現状を踏まえて適切な行動を」と呼びかけた。
　地域別内訳は県所管が83人、名古屋市が89人、豊橋市が13人、岡崎市が６人、豊田市が11人。
　豊橋市は１日あたりの感染者数としては10月31日の12人を上回り、過去最多となった。感染したのは20～70代で男性11人、女性２人。12人はすでに感染が確認されている人の濃厚接触者。市内の感染者の累計は２０９人となった。
　一方、19日に陽性と発表された２１９人の地域別内訳は、名古屋市が１１６人。東三河は豊橋市の５人に加え、豊川市の50代男性２人と女性1人、田原市の30代女性１人の感染が確認された。年代別では40代45人、20代44人、50代40人、30代35人など。
　10月21日から11月19日までの「第３波」の感染者は２４９５人となった。30代以下の割合は49・１％と「第２波」の57・５％を下回っている。感染経路不明は42・８％。
　この期間の重症か中等症の患者の割合は11・６％。死者は１人増えて１０４人となった。
　19日現在の入院は３１５人、入院調整は11人、軽症か無症状の人向けの施設入所は２２２人、自宅療養は５５０人。
【山田一晶】