豊川稲荷で大鏡餅作り始まる

2020/12/26 00:00(公開)
協力して大鏡餅を作る従業員=豊川稲荷で
協力して大鏡餅を作る従業員=豊川稲荷で
 豊川稲荷(豊川閣妙厳寺)で25日、年末恒例の大鏡餅作りが始まった。
 白衣の従業員約50人が携わった。調理場から湯気が立つ、つき立ての餅が次々とベルトコンベヤーで運ばれる。従業員が上新粉をヘラでまぶしながら何度も重ね合わせて大きくしていった。粉を餅全体にまぶすため、餅を豪快にひっくり返すと白い粉が舞い上がり、従業員が型崩れしないうちに周囲を布で巻いた。
 商売繁盛に縁起がよく、経営者らが奉納する鏡餅の最大サイズ「三俵取り」は幅90㌢、高さ16㌢、重さ約180㌔。これより少し小さい二俵など、小型のものも合わせて26日までに約650個を作る。28日に本殿や境内に供え、年明け11日まで飾る。
【由本裕貴】
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