設楽町選管が投票区再編へ

2021/01/22 00:00(公開)
 設楽町選挙管理委員会は、町内全域を対象にした投票区の見直し案をまとめた。投票所を統廃合し、現在の23カ所から4カ所に減らす。廃止する投票所には、臨時期日前投票所を設ける。現在、住民の意見を募っている。任期満了(10月22日)に伴う町長選からの適用を目指す。
 見直しは2005年の旧津具村との合併以来初めて。人口減少や設楽ダム建設に伴う移転で、投票区の有権者数は19年7月の参院選時に、最多で田口の1139人、最少で宇連の12人と不均衡があり、投票立会人の選任が困難という課題が重くなっていた。
 町選管は、投票区ごとの有権者数不均衡の是正▽投票施設▽投票、開票立会人の負担軽減▽行政改革による町職員削減に対応した選挙体制-を目的に再編する。
 案は新投票区を「名倉」(現在8カ所)、「田口」(5カ所)、「清嶺」(5カ所)、津具(5カ所)の4カ所に集約する。有権者の住所から投票所までおおむね3㌔で小学校区単位に、1投票区の有権者数を700~1500人に平準化する方針だ。
 これにより新投票区の有権者数(前回参院選時)は758人~1522人になる。
 再編に伴い、新しい投票所が3㌔以上の場合は期日前投票期間中に2~3時間の臨時期日前投票所を設けて支援する。対象は名倉(宇連、沖駒)、田口(神田)、清嶺(三都橋、豊邦、裏谷)の計6カ所。
 パブリックコメントは2月12日まで。町役場、津具総合支所と町ホームページで閲覧できる。
【安藤聡】
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