緊急事態宣言延長受け県が対策会議

2021/02/04 00:02(公開)
対策会議であいさつする大村知事
 県は3日、新型コロナウイルスの対策会議を開いた。大村秀章知事は政府が2日、愛知など10都府県の緊急事態宣言を3月7日まで1カ月間の延長を決めたことを受け、県緊急事態措置も1カ月延長したことなどを報告、了承された。
 また、大村知事は延長に合わせ、県内全飲食店の営業時間を午後8時までとする時短要請を継続し、1日6万円の協力金を支払うことなども報告した。2月8日から3月7日までの28日間で、最大168万円を交付する。「1カ月を待たずに解除したい」としており、入院患者数などの状況を注視しながら、措置を段階的に緩めるとしている。
 大村知事は3日、県民と事業者向けに出したメッセージで、新規陽性者は減少傾向にあることを指摘。一方で、入院患者数と重症者数などは依然として「危険」領域で高止まりし、医療提供体制が逼迫(ひっぱく)する厳しい状況が続いているとした。このため、緊急事態宣言が早期に解除されるよう、県民と事業者とともに感染防止対策に取り組む方針を示した。
 大村知事は「かけがえのない命を守るため、医療体制を確保し、ワクチン接種体制の構築に全力を尽くす。『感染しない、感染させない』を徹底し、オール愛知一丸となって、この大きな波を乗り切るため、協力をお願いします」と訴えた。
(後藤康之)
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