ほの国東三河観光ビューローがDMO登録

2024/10/02 06:00(公開)
DMO登録証を手にする「ほの国東三河観光ビューロー」の役員

 近隣8市町村の観光受益者でつくる「ほの国東三河観光ビューロー」は9月24日付で、観光庁が認定する「観光地域づくり法人」(DMO)に登録された。マーケティングやブランディングなど主要分野を強化し、地域内での誘客増や消費拡大につなげたいという。

 

 観光によって「稼ぐ力」を養い、愛着ある地域づくりへつなげる。都道府県単位の「広域連携」のほか、複数市町村をまたぐ「地域連携」などのDMOがある。登録対象地域は東三河全域。

 近隣では地域連携DMOに奥三河観光協議会と同法人、地域DMOは田原観光情報サービスセンターが登録され、蒲郡市観光協会は地域DMOで候補に認定された。

 

 ブランディング強化や広域にわたる地域資源の魅力創出と周遊促進、台湾をメインに東アジアや欧米などからのインバウンド(訪日外国人)獲得を重点事業とする。

 

 ブランドの柱には食やアウトドア、四季彩や歴史文化をテーマにしたツーリズムを計画。アウトドアでは東三河独自のプラットフォーム(基盤)を確立し、サイクリングを中心にスポーツツーリズムや低山でのハイキング、海フェスなどの歴史文化ツーリズムでは「炎」「鬼」「縄文文化や古墳」のブランド化も進めている。

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加藤広宣

愛知県田原市出身。高校卒業後、大学と社会人(専門紙)時代の10年間を東京都内で過ごす。2001年入社後は経済を振り出しに田原市、豊川市を担当。20年に6年ぶりの職場復帰後、豊橋市政や経済を中心に分野関係なく取材。22年から三遠ネオフェニックスも担当する。静かな図書館や喫茶店(カフェ)で過ごすことを好むが、店内で仕事をして雰囲気をぶち壊して心を痛めることもしばしば。

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