新城市副川の「木下しだれ梅園」で見頃を迎えた花や梅を、空から訪問した。
梅園は木下文雄さん(82)と妻かつ子さん(79)の所有。名所となっている津市の結城神社を観光した時に、満開に咲く梅を見て感激した。
2002年に60㌃の水田を埋めて梅園を造成し、しだれ梅を植えた。結城神社を見本に、現在ではフジボタンシダレなど7種類90本が植えられている。名古屋、神戸、横浜と県内外から見物客がやってくる。
新城は初の訪問だ。先輩記者が取材した記事を見ながら撮影方法を考え、取材を申し込んだ。木下さんからは人がいない時間帯での飛行を条件に、許可をくれた。事前に新城署にも相談した。
午前8時頃に飛行開始。園内に広がるピンクの梅が目につく。上空から見下ろした。目に入ってきたのは絵の具で描いたかのようなピンクや白、赤とカラフルな90本の梅。木下さん夫妻の愛情と努力が感じられ感激した。
大地に広がる花火のスターマインのようだ。今月しか見られない風景を堪能した。
木下さんは「期間が短いが、梅を見て楽しんでいただければうれしい」と話す。木下さんによると今月10日までが見頃だとしている。
場所は県道32号(長篠東栄線)の副川大橋南東。入場無料だが管理協力金を募っている。
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愛知県蒲郡市生まれ。2020年、地元蒲郡が好きで東愛知新聞社に入社。同年から蒲郡担当、市政や地域行事、文化など全般を取材。ドローンを使って東三河の名所を空撮したルポ「大二朗記者の空からの訪問」を不定期連載。これまで、三河大島や三河国分尼寺跡、日出の石門などを空撮してきた。ドローン技術向上のため、国家資格「一等無人航空機操縦士」を24年に取得。読者の皆さんが楽しんでもらえる記事と記憶に残る写真を掲載できるよう、日々、頑張っていきます。
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