豊橋市のワクチンアンケートで副反応不安視

2021/03/22 00:02(公開)
副反応への関心が高かったワクチン接種アンケート(イメージ)
 豊橋市は19日、新型コロナワクチン接種についてインターネットモニターに調査したアンケート結果をまとめた。副反応に対する関心が高く、的確な情報提供の必要性が浮かび上がった。
 調査は広報を通じて、ネットモニター384人に四つの質問を投げかけ、340人(88・5%)が答えた。30~50代の働く世代が7割を占めた。回答者の属性までは不明としている。
 ワクチンの副反応は不安が「ある」150人(48・2%)、「少しある」129人(41・5%)で9割近くに達した。時期は「すぐにでも」107人(31・5%)と「様子を見て」177人(52・1%)で8割超。
 ほか、かかりつけ医などでの個別接種の希望者が200人(64・3%)で多数を占め、市の方針と合致した。利用は平日139人(44・7%)と休日110人(35・4%)で同程度だった。市感染症対策室では「副反応は医師間でも認識をそろえる必要がある。その上で広報などで的確に発信したい」と話した。
 市内では今月10日、65歳以上の高齢者向け接種の日程について、当初予定より約1カ月半遅れると発表。4月中の配布予定は最大2箱(計390バイアル)、1人2回接種で約1000人分と見込んでおり、高齢者施設の入所者からの接種を検討している。政府は全国の高齢者約3600万人分へ6月末までにワクチン接種する見通しを示した。
【加藤広宣】
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