蒲郡市が津波ハザードマップ配布

2021/03/27 00:00(公開)
ハザードマップを持つ市職員=蒲郡市役所で
 蒲郡市総務部防災課は東海、東南海地震が発生した場合に津波が襲来する危険性を示した「蒲郡市津波ハザードマップ」を、25日発行の広報がまごおり4月号と一緒に市内全世帯に配布した。
 東海、東南海地震が懸念される中で発生した場合、三河湾に隣接する蒲郡に津波が襲来し市内に被害をもたらす恐れがある。従来の「蒲郡市ハザードマップ」では津波の浸水地域を表しているだけで、詳しい情報が不十分だった。
 今回は津波に特化したハザードマップを作成。事前に津波が襲いかかる危険性のある場所や避難所を知り、市民が地震に対する備えや心構えを持ち、被害を少なくすることを目的としている。
 ハザードマップは見やすい冊子状で、浸水地域を市内の地区ごとに分けた。津波が到達した際の水位が高い順からピンク、オレンジ、黄と色にして被害想定と避難ルートを矢印にして分かりやすくした。マップは小中学校、公民館などの避難場所や、事前に備える必要がある防災用品や備蓄品を紹介するページを設けている。
 市防災課担当者は「マップを見て避難所や危険地域を確認してみてください」と話した。
 市では津波の他に洪水、土砂災害に特化したハザードマップを作っている。
【林大二朗】
浸水地域を色分けして見やすくなったマップ
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