新城で中村医師の活動たどるパネル展

2021/04/09 00:00(公開)
中村医師の功績をたどるパネル展=新城文化会館で
 非政府組織(NGO)「ペシャワール会」の元現地代表で、2019年12月にアフガニスタンで活動中に銃撃されて死亡した中村哲医師の活動をたどるパネル展が8日、新城市の新城文化会館で始まった。奥三河九条の会主催。入場無料。11日まで。
 中村医師は九州大医学部卒業後に脳神経内科を専門に医師として活動。80年代にパキスタン、アフガニスタンを訪れて難民の診療のほか、農業、かんがい、食糧支援を続けた。19年12月4日、アフガニスタンで武装勢力に襲われ死亡した。享年73。
 奥三河九条の会は10年に現地活動写真展を開催。10年が経過したため、今回もペシャワール会の協力を受けて企画した。
 会場では医療、井戸、食糧配給、かんがい、現地での教育などテーマ別に写真パネル70点を展示。特にかんがいや用水路建設では32点を出展しており、中村医師が川の中で重機を操縦し、現地の作業員に指示をしたりして工事を進め、完成していく工程を確認できる。
 開場時間は午前10時~午後4時(最終日は午後2時)。
【安藤聡】
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