蒲郡で「第1回若者議会」

2021/04/15 00:02(公開)
初代議長に選出された芦刈さん=いずれも勤労福祉会館で
 若者が今の蒲郡市に必要な政策を考える「第1回蒲郡若者議会」が13日夜、勤労福祉会館(神明町)で開かれた。
 10~20代が活躍できる社会にするため、さまざまな問題に取り組む。すでに東三河では新城若者議会と豊橋わかば議会が運営をスタートしている。
 蒲郡では民間と行政が一体となったまちづくりを目指すため、若者の力が必要とされている。しかし、政治や行政への関心が薄いなど問題を抱えている。そこで、若者の集う場をつくり、真剣に蒲郡のまちづくりを考え自発的に政策を成し遂げることを目的に議会が設立した。
 蒲郡青年会議所が協力、「まちを良くしたい」「将来の子どもたちが住みやすい街にしたい」と思う中高生、社会人の若者計24人が集まった。4~10月の間に議会を開く。観光、子育て、娯楽、福祉、地域の分野に分かれて政策立案と実現に向かって取り組んでいく。
 第1回議会では自己紹介から始まり議会にかける思いを熱く語った。続いて、仲間を詳しく知るためのインタビューゲームや蒲郡に関するテーマのレクリエーションが開かれた。メンバーは緊張した表情からだんだん和やかな雰囲気に。これから頑張っていこうと仲を深めていった。
 最後に議長、副議長を選出。芦刈純奈さん(23)と児玉真伍さん(28)が名乗りを上げ、選考投票を実施し、初代議長に芦刈さん、副議長に児玉さんが選ばれた。芦刈さんは「今の社会に学歴や性別は関係ありません。若者や女性、子育て世代の意見を受け入れる蒲郡にするために頑張ります」と決意を述べた。
 青年会議所の伊藤健二理事長は「永遠に続いて、今後は市議会と若者の考え方を調和するまちづくりになってほしい」と期待を込めた。
【林大二朗】
第1期若者議会メンバー
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