蒲郡でやっと「ゾッキの日」

2021/04/19 00:00(公開)
舞台あいさつする竹中監督(右から2人目)、山田監督(左から2人目)、原作の大橋さん(左端)ら=蒲郡市民会館で
 映画「ゾッキ」を記念したイベント「ゾッキの日」が18日、蒲郡市内で開かれた。蒲郡市民会館大ホールと、会館前の高床広場特設会場では、2監督による舞台あいさつが実施された。
 「ゾッキ」は、蒲郡市出身の漫画家大橋裕之さんの原作を、俳優の竹中直人さん、山田孝之さん、斎藤工さんの3人が監督を務めて実写映画化した。イベントは、新型コロナウイルスの影響で、当初予定していた日程から延期してようやく実現した。
 「ゾッキの日」は市民や応援するファンに、監督や出演者が直接感謝を伝える特別な1日にするイベントだ。映画は市民会館大ホールと大塚海浜公園駐車場のドライブインシアターで上映した。

イベントでは市民ら大歓迎

 特設会場での市民イベントでは2監督、俳優の柳ゆり菜さん、川上奈々美さんらキャスト、特別ゲストにゾッキ映画化のきっかけを作ったという俳優の前野朋哉さんも駆けつけた。最初に蒲郡シティセールスプロジェクトのゆるキャラ「ガマゴリラ」の中から、鈴木寿明市長が登場するサプライズ演出で監督やキャストを驚かせた。鈴木市長が「蒲郡にお帰りなさい」とあいさつすると両監督は「ただいま」と返事をした。
 続いて、集まった市民がゾッキにちなんだオレンジ色、緑色の風船を一斉に空高く上げて、「ゾッキの日」を歓迎した。
 市民を前に竹中監督は「大橋さんの大ファンで、まさか3人でゾッキが蒲郡で撮影できるとは思っていませんでした。蒲郡の皆さんには大変にはお世話になりました。蒲郡に帰ってきたことが本当にうれしいです」とあいさつした。
 続いて、山田監督は「蒲郡でロケをさせていただいて、ありがたいです。ゾッキは不思議な映画です。また、蒲郡に戻って来られたと思っています」と話した。
 大橋さんは「ゾッキをまだ見てない方は、ちょっと変わった映画かもしませんがぜひ、見て楽しんでください」と述べた。
 市民会館では、感染対策を講じた上で竹中さん、山田さんの両監督と大橋さん、柳さん、川上さんらが舞台あいさつをした。
【林大二朗】
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