豊橋市がコロナ対策を拡充

2021/06/08 00:02(公開)
感染防止策の拡充を説明する浅井由崇市長=豊橋市役所で
 豊橋市は7日、自宅療養やワクチン接種など、新型コロナウイルス感染防止策の拡充を発表した。自宅療養患者への往診や休日受診などに応じられる医師や薬剤師を増やし、協力金も支給する。ワクチン予約はコールセンターを拡充、福祉施設への検査費補助の対象を拡大する。財源は一般会計補正予算として計上し、14日に始まる市議会6月定例会に提出する。
 自宅療養患者には往診をはじめ、土日曜と祝日の診療、薬剤配達や服薬指導を担う薬剤師を増やす。協力金として6344万円を一般会計補正予算に計上する。
 往診は市内を3地域に分けて訪問可能な担当医師を増やす。自宅療養患者の受診対応は医療機関の持ち回り、薬剤師の薬剤配送などは市内を4地域に分けて担当薬剤師が訪問する。これまでは有志が数人規模で実施してきた。
 福祉施設などの感染対策強化では、新規陽性者の早期発見へ抗体検査キット購入や自主的なPCR検査費について市の補助枠を設ける。
 国の補助制度では抗原検査キット購入費は入所型の福祉施設の利用者と職員に限られる。市は通所の高齢者や障害者施設のほか、保育園など児童施設や学校(特別支援学校含む)の利用者と職員も対象にした。高齢者466、障害者320、児童231、学校75の各施設を対象に2000万円を充てる。
 自費のPCR検査費用も、障害者施設と通所型の高齢者施設の利用者と職員約350人に上限2万円までを補助する。
 高齢者を対象に12日から土日曜の集団接種が始まるのに備え、予約コールセンター(0570・09・5670)も拡充する。応対は午前8時半から午後5時15分まで。
 予約回線の混雑を避けるため、18日以降は30回線に増やす。7月3日以降は土日曜と祝日を加えた毎日に改め、外国人向けにはこれまでの英語とポルトガル語以外にスペイン語も加える。
【加藤広宣】
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