蒲郡形原中で「サップ」体験教室

　マリンスポーツ「サップ」の体験教室が14日、蒲郡市立形原中学校２年生を対象に開かれた。
　サップはサーフボードのような専用ボードに乗ってパドルを使って水上を進むスポーツ。ボードの上でヨガやフィッシング、クルージンなどを楽しめる。
　生徒を指導した「ＬＯＶＥＡＲＴＨ」（西浦町大山）はサップを通して蒲郡の海の魅力を伝える体験教室を開いているショップ。地元を好きになってほしいと活動している。
　代表の山村まい子さんによると、市内の女子中学２年生が「蒲郡の海に入るのは初めて」と話したのが今回の教室のきっかけ。蒲郡の海の素晴らしさを実感してもらおうと、市内の小中学校に相談し、形原小や形原中など数校が協力した。
　この日は、山村さん、夫佳史さんら４人が、学校のプールで生徒１５７人に、サップの乗り方とパドルの使い方を教えた。生徒は最初は恐る恐るボードに乗った。また、感想をボードに貼って共有した。
　男子生徒は「バランスをとるのが難しかったけれど楽しかった」と笑顔で話した。
【林大二朗】