「豊橋新城スマートIC」7月中に国交省の新規事業に採択へ

2021/06/15 00:02(公開)
中央道下り線の双葉サービスエリアに設置されたETC専用のスマートインターチェンジ
 自民党の根本幸典衆院議員(愛知15区)は東愛知新聞社を訪れ、豊橋市と新城市内の地域で整備が検討されていた東名高速道路「豊橋新城スマートインターチェンジ(IC)」(仮称)について、7月中に国土交通省の新規事業に採択される見通しを明らかにした。2026年度の開通を目指す。
 根本氏によると、事業採択に向けて国交省内で大詰めの作業に入っており、予算も総額40億円規模と具体的な内容が明らかになっているという。採択後は地区協議会の設置や用地取得を本格化させる。
 スマートICは通行できる車両をETC搭載車に限定し、5㌔ごとに設置できる。周辺地域への経済効果のほか、救急医療や防災対応などの効果も見込める。
 豊橋市は新城市とともに中日本高速道路との準備会で「豊橋北バス停」付近を候補地に、出入口のランプは上りが新城市側、下りが豊橋市側に置くことを検討していた。豊橋市は今年度予算で詳細設計や測量などに5000万円を投じる。
 東名高速の全線開通から57年で、豊橋市内初のICとなる。根本氏は「立地を生かして工業団地や道の駅の整備や、東京と大阪をつなぐ物流中継地としても期待できる」と展望を示した。
 同時に「周辺の農業維持や高齢化などの課題も残る。ICと周辺再開発を活用したまちづくりを並行して議論すべきだ」との考えを示した。
【加藤広宣】
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