羽田八幡宮の例大祭「羽田祭」始まる、今年は御遷宮60年記念

2024/10/06 06:00(公開)
みこしを担いで境内を訪れる氏子ら=羽田八幡宮で

 豊橋市花田町の「羽田八幡宮」の例大祭「羽田祭」が5日に始まった。御遷宮60年記念。初日は境内での奉納手筒花火やみこし巡行などがあり、男衆や子どもたちの威勢のいい掛け声が響きわたった。

 市内中心部の氏子19カ町が開く。みこしが町内を練り歩き、境内で清めを受ける。手筒花火は2日間で約700本を奉納する。

 氏子らはそろいの法被姿で力強くみこしを担ぎ、各町を練り歩いた。子どもらは花車を引き回し、手踊りなどをまじえて町内を練った。境内では豊栄の舞(乙女の舞)や浦安の舞の奉納があった。参道には屋台が並び、空揚げやたこ焼きなど定番の祭りグルメを楽しむ人でにぎわった。

 午後4時にはみこしが境内に集結、大勢の見物客が見守る中で約400本の手筒花火が奉納された。年番町内の手筒を皮切りに、手筒、大筒、乱玉が次々に放揚された。6日にも「御旅所」に当たる松葉公園で手筒花火を揚げる。

 例大祭は、2月の「豊橋鬼祭」(安久美神戸神明社)や7月の「豊橋祇園祭」(吉田神社)と並ぶ豊橋三大まつりの一つに数えられる。

にぎわう参道
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岸侑輝

 1988年生まれ。三重県津市出身。
 地元で数年間地域紙の記者を務めた後、某ゲーム会社で企画の仕事などを経験。新型コロナウイルス禍で紆余曲折あって豊橋市で再び地域紙の記者に。地域の人に地域の良いニュースを伝えたい。
 趣味は一口に言うとゲーム。著名なタイトルをすべて網羅しているわけではないが、コンシューマーはファミコン時代から「ドラゴンクエスト」などを親しんでいる。ジャンルは問わず、環境としてはオンライン、カード、ボード、テーブルトークなど手広くプレーしている。
 好きなものは甘いもの。犬派。写真は実家の猫。

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