自転車で山中の坂道を上るスポーツ「ヒルクライム」の体験会が6日、新城市であった。県内外から7人が参加し、5・5㌔を走った。
東三河県庁の主催。四季を通じてスポーツが楽しめる「東三河スポーツツーリズム」の一環として初めて企画した。講師に名古屋市在住のプロサイクリスト筧五郎さん(49)を迎え、全4回開催する。
参加したのは、趣味でサイクリングに取り組む38~61歳の男性。筧さんは「集中すれば比較的苦しまずに走れます」と説明した。午前8時前、湯谷温泉駐車場前の県道門谷豊岡線(旧鳳来寺山パークウエイ)を20秒間隔でスタート。急な上り坂やカーブが続く道をマイペースで走った。ゴールの山頂駐車場前では息を切らしながらペダルをこいだ。全員が5・5㌔を25~30分で完走した。
江南市の吉田伸一さん(61)は「初めて鳳来寺山を走った。駐車場からの景色は格別です」と感想を述べた。
12日には本宮山スカイライン、12月には田原市と蒲郡市で開催予定だ。
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浜松市出身。大学卒業後、母親の実家があった豊橋市に住む。スポーツを皮切りに、蒲郡市政担当15年を経て現在新城市と北設楽郡を担当する。映画ロケの炊き出しからご当地グルメとなった「ガマゴリうどん」など、まちぐるみで取り組む姿を取材するのが好き。
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