コロナ新規陽性者 県内571人、豊橋は9人

　県は16日、５７１人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。再感染４人を含む。６日連続で５００人を上回っており、前週の倍以上の数値。大村秀章知事はこの日、入院患者などが増えつつある現状から、まん延防止等重点措置の対象市町村を現在の尾張部12市町村から拡大する方針を示した。
　５７１の管轄保健所別内訳は、県管轄が２０９人（再感染１）、名古屋市が２６１人（同１）、豊橋市が９人、岡崎市が26人（同１）、一宮市が22人（同１）、豊田市が44人。
　一方、14～15日に陽性となった計１３０７人（14日が６９８人、15日が６０９人）の地域別内訳は、東三河は２日間計で豊橋市が21人（10代女性２、20代男性１、20代女性３、30代男性４、40代男性４、50代男性３、50代女性４）▽豊川市が28人（10歳未満男児１、10歳未満女児２、10代男性１、20代男性７、20代女性３、30代男性４、30代女性１、40代女性３、50代男性１、50代女性２、60代男女各１、80代女性１）▽蒲郡市が９人（10代男性１、20代男性２、20代女性３、50代男女各１、70代女性１）▽新城市が３人（20代男性１、30代男性１、40代女性１）▽田原市が３人（20代男性１、30代男女各１）▽東栄町が５人（10歳未満男児１、10代男性２、40代男女各１）－だった。東三河計72人中、感染経路不明は29人。
　７日間の平均値でみる16日発表の県の指標によると、新規陽性者は５２４・９人、陽性率は９・１％、入院患者は４７２・０人、入院患者のうちの重症者は21・７人、新規陽性者のうちの高齢者は15・６人。重症者が「警戒」に近づいている。
　15日現在の確保病床入院は５４２人、入院調整は６人、施設入所は４７２人、自宅療養は３５０３人。
【山田一晶】