豊橋市が市税キャッシュレス収納拡充へ

2021/09/25 00:00(公開)
 豊橋市は10月から、スマートフォン向け決済アプリを使った市税収納を拡充する。三つのアプリを加えて5種類が利用できる。期限内未納を防ぎ、請求書の再発行などにかかる事務経費の節減につなげたい考えだ。
 現在使える「LINEペイ」「ペイペイ」に「auペイ」「d払い」「J-coinペイ」の各アプリを追加する。スマホで納付書に記載したバーコードを読み取って納付する。開始日以前の送付済み納付書にも対応する。
 市県民税(普通徴収)、固定資産税・都市計画税、軽自動車税、国民健康保険税の個人で納める税目すべてが対象。
 市のキャッシュレス納税は昨年度ラインペイを初導入。今年5月のペイペイ導入で利用者は10倍に増えた。金融機関やコンビニでの請求書払いは全体の半数で、期限内未納率は例年5%で推移している。市納税課は「口座振替と同じく支払い時の手間がなく、未納率の低減につなげたい」と期待する。
【加藤広宣】
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