豊川の財賀寺で松井画伯が講演

2021/10/29 00:00(公開)
講演する松井さん=財賀寺で
 豊橋市出身の洋画家、松井守男さんが28日、豊川市財賀町の財賀寺で、講演とサインの会を開いた。同級生ら50人が訪れた。
 現代フランス画壇を代表する作家。コルシカ島に在住していたが、来日中に新型コロナウイルス禍に巻き込まれ、島に戻れなくなって間もなく2年になる。この間、瀬戸内海に浮かぶ家島(兵庫県姫路市)で制作にあたったほか、京都・賀茂別雷神社にふすま絵を奉納、豊橋市では個展のほか、「東愛知サロン会」での講演(昨年11月)など多忙な日々を送っている。この講演を機に7月、初の自伝でビジネス書「夕日が青く見えた日~『ピカソが未来を託した画家』が語る本物のアート思考」をフローラル出版から刊行した。
 この日は、西本全秀住職の紹介で登場。顔見知りの人も多い中、松井さんは「年末までにはフランスに帰らないといけない。その後3年間は作品の発表などでスケジュールがぎっしり。79歳になったが、勉強することはまだまだある」と多忙な日々を報告した。また自著について「生い立ちからフランスでの仕事まで、初めて全部を書けた。ぜひ読んでほしい」と述べた。この後のサイン会では、一人ひとりに丁寧に対応していた。
【山田一晶】
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