豊橋市内の小中学生ら5人がヘアドネーション

2021/11/28 00:00(公開)
毛髪の贈呈式の様子=プラットで
毛髪の贈呈式の様子=プラットで
 豊橋市内の小中学生ら5人が、豊橋北ライオンズクラブを通してヘアドネーションをした。このうち4人は、8月に上演された歴史群像劇「神野新田物語」第2話の出演者。劇のために伸ばした髪を「困っている人のために」と提供した。
 寄贈したのは、小学生の松本あかりさんと鈴木茉里さん、姉で中学生の里彩さん、大口真由さん。娘の決意に賛同した大口さんの母の二美さん。友人がヘアドネーションをしたこと、劇の関係者から勧められたことなどがきっかけ。毛髪の長さは31㌢になった。
 贈呈式は劇を上演した「穂の国とよはし芸術劇場プラット」であった。豊橋北LCの山田静雄会長に、それぞれが毛髪を手渡した。山田会長は「待っている人はとても多い。大切に使わせていただきます」と感謝した。
 大口さんらは「困った人が笑顔になれるなら、と頑張って伸ばしてきた。つらくても頑張っている子たちのために少しでも役立ててもらえたら」「おしゃれをして笑顔になってもらいたい」などと話した。ほとんどの子が「髪の毛が伸びたらまた贈りたい」と語った。
【田中博子】
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