蒲郡のビッグ合成樹脂が地道にエコキャップ運動

2021/12/17 00:00(公開)
集めたエコキャップを確認する杉浦社長=ビッグ合成樹脂で
集めたエコキャップを確認する杉浦社長=ビッグ合成樹脂で
 蒲郡市大塚町のプラスチック加工「ビッグ合成樹脂」は、市内でペットボトルキャップを集め、途上国の子どもらにワクチン代を送る活動を続けている。
 この「エコキャップ運動」は2005年に始まった。ペットボトルのキャップを集め、リサイクルすることで生まれる利益をワクチン代として寄付する。
 同社は08年から参加した。15年には、県内のプラスチックリサイクル企業の有志と集まって「愛キャップ委員会」を設立。キャップの収集活動を続けている。
 現在は年3回、市内の小中学校で回収する。14日は、今年2回目となるキャップ回収活動を実施、市内の8小中学校などで19万4618個を集めた。227人分のワクチン代になるという。
 ビッグ合成樹脂社長の杉浦光行さん(67)は「これからも活動を続けていきたい」と話した。
【林大二朗】
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