豊川の加山興業 「SDGsかるた」制作

2021/12/27 00:02(公開)
絵を描いた鈴木さんにSDGsかるたを贈る加山社長㊨=シンシア豊川で
 豊川市の産業・医療廃棄物収集処分業で、環境保全活動にも取り組む「加山興業」が、平尾町の障害者支援施設「シンシア豊川」の利用者と協力して「SDGsかるた」を制作した。
 SDGs(持続可能な開発目標)の17の目標に関する読み札と絵札で構成、絵札の裏面には解説文が書かれ、世界で起きている問題や解決方法を学べる。札は全50枚で、シンシア豊川の利用者が絵札のイラストを描いた。鈴木良輔さん(54)が水彩で25枚を、山崎智さん(41)がクレヨンで25枚を担当した。
 シンシア豊川では利用者が農作物を育てており、加山興業が以前から農業廃棄物を処理しているなどの関係で、今回のタイアップが実現した。施設を訪れ、利用者向けに100セットを寄贈した加山順一郎社長は「利用者の方々が活躍できる場を作ることができてうれしい。絵も優しいタッチなので、子どもたちにも親しんでほしい」と期待を込めた。
 かるたは全1000セットを制作、すでに市内の小中学校に各10セットの計360セットを寄付。来年2月からは一般向けの販売も予定している。
(由本裕貴)
水彩とクレヨンの優しいタッチで絵が描かれたSDGsかるた
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