県内のコロナ新規陽性者2145人 豊橋は91人

　県は18日、２１４５人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。再陽性41人を含む。２０００人を超えたのは、一日の数値として最も多かった昨年８月27日の２３４６人以来１４４日ぶりで過去２番目の多さ。
　内訳は豊橋市が91人、名古屋市が１００３人（再陽性32）、岡崎市が95人（同４）、一宮市が51人、豊田市が１０２人（同１）、その他が８０３人（同４）。豊橋市は10歳未満から80代の男女で、19人は知人から、29人は家族からの感染。感染経路不明は43人だった。いずれも軽症か無症状で、１人が入院する以外は自宅療養か宿泊療養施設に入る。
　一方、17日に陽性と発表された１１５３人の地域別内訳は、東三河は豊橋市の27人のほかに、豊川市が10歳未満～60代の30人、蒲郡市が10歳未満から70代の８人、新城市が30代の１人、田原市が20代と40代の計３人だった。
　７日間の平均値で示す県の指標によると、入院患者は１６５・４人、新規陽性者は９９１・０人、入院患者のうち重症者は１・０人、新規陽性者のうちの高齢者は40・１人、陽性率は５・７８％。高齢者が「警戒」になった。
　17日現在の確保病床入院は１９０人、入院調整は１人、施設入所は８５１人、自宅療養は５２７６人。
【山田一晶】