豊橋市の「とよっすい」がアルミ缶に

2022/03/04 00:02(公開)
「とよっすい」の新デザインが採用された草柳さん=豊橋市役所で
 豊橋市は、ボトルタイプの水道水「とよっすい」を刷新した。環境負荷低減を目的に、ペットボトルをアルミ缶に改めたほか、ボトルの新デザインに愛知大学地域政策学部の草柳安以さん(20)の案を採用。市の自動販売機などのほか、家庭向けの備蓄用にも発売する。
 豊川(とよがわ)の伏流水を原料に製造する小鷹野浄水場の水道水をボトル詰めした。「緩速ろ過」と呼ばれる特殊な製法で、水道水のおいしさや安全性をPRするため2011年度に製造開始、20年度までに8万5000本を生産した。
 市は海洋プラスチックごみの排出抑制など環境負荷に配慮し、アルミ缶に刷新した。保存(賞味)期限は従来の3年から5年に延びた。市内の防災備蓄倉庫などでも順次交換する。
 ボトル刷新に伴い、愛知大と連携のワークショップで学生が新デザインを提案し草柳さんの案を採用。青や緑、黄の色使いで奥三河から三河湾までの水の循環などを表した。草柳さんは「青い星で雨、黄色い星で有事の際の希望の光とした」などと説明した。
 1本110円(475㍉㍑)。市役所と上下水道局の自販機などのほか、4月以降に家庭用備蓄品でも発売。12日の「道の駅とよはし」での防災イベントでは景品として480本を配る。
【加藤広宣】
東三河の水の循環をイメージしたボトルデザイン
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