願い込めた凧飾る

2022/03/17 00:00(公開)
「愛」と書かれた凧を手に持つ生田さん㊨と水野さん=蒲郡市海陽町で
「愛」と書かれた凧を手に持つ生田さん㊨と水野さん=蒲郡市海陽町で
 浜松市出身のミュージシャン生田真也さんは、蒲郡市海陽町のフェスティバルマーケット内にある「癒し工房」で、新型コロナウイルス終息の願いを込めた凧(たこ)を飾った。
 生田さんは音楽活動をしながら、地元の「浜松まつり」で大きな凧を自身で揚げたいと思い、2018年から趣味で凧作りを始めた。現在は完成した凧を海岸で揚げて腕を磨いている。
 「癒し工房」は整体やカウンセリングセラピーなどが入った施設。生田さんは、施設の管理者で整体を担当する水野誠さんと通院で知り合いになった。そして、明るい社会になってほしいとの願いとコロナの終息への祈りを込めて、縦横90㌢の正方形の赤い凧を作った。
 真ん中には「愛」と大きな文字がある。生田さんが通う浜松市の寺の住職が書いた。
 生田さんと水野さんは癒し工房の出入り口付近の壁に凧を取り付けた。生田さんは「多くの人に見てもらって、世の中がよくなれば」と話した。
【林大二朗】
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