新城市設楽原歴史資料館で火縄銃の演武

2022/07/18 00:00(公開)
膝撃ちを披露する隊員ら=新城市竹広で
膝撃ちを披露する隊員ら=新城市竹広で
 新城市設楽原歴史資料館で17日、地元の「長篠・設楽原鉄砲隊」による火縄銃の演武があった。甲冑(かっちゅう)姿の隊員10人が砲術を披露した。
 1996年4月28日の開館を記念して毎年4月29日に「資料館まつり」を開いてきたが、新型コロナウイルス禍で2年連続で中止していた。今年は感染状況を見極めて7月に企画し、鉄砲隊の演武のみを開いた。
 鉄砲隊は1575(天正3)年に織田・徳川連合軍の火縄銃と、武田騎馬団が激突した「長篠・設楽原の戦い」の戦没者を供養するために結成。火縄銃の稲富流の砲術で、歴史と管理法を学んでいる。
 演武は駐車場であった。5人ずつに分かれ、銃に火薬を入れ、火皿に口薬を入れて弾を込める動作を見せた。そして空に向かって一斉に礼射し、立ち撃ち、膝撃ちを披露した。周囲に豪快な発砲音が響いた。【安藤聡】
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