豊橋の松音寺でツワブキが見頃 12月中旬まで楽しめる

2025/11/20 00:00(公開)
見頃を迎えたツワブキ=松音寺で

 豊橋市二川町の松音寺で、愛らしい黄色の花を咲かせる「ツワブキ」が見頃を迎えている。12月中旬頃まで楽しめる。

 

 キク科の常緑多年草。葉が「蕗(フキ)」に似て、つやつやしていることから「艶葉蕗(ツヤハブキ)」が転じて「ツワブキ」の名前が付いたとされる。

 

 寺の境内には、約3000株が咲いている。住職、寺の世話人、寺務員らが水やりなどをしており、毎年美しい花が咲き誇る。「つわぶき寺」の商標登録をしており、数も増やしている。この時期を毎年楽しみにしている参拝客も増えている。花言葉は「困難に負けない」で、生きる勇気を与える。

 

 住職の春木裕喜さん(33)は「花を見て楽しみ、仏様に手を合わせ心を和ませてください」と話す。世話人の山本治さん(81)は「檀家(だんか)が苗を寺に持ってくるなど、ツワブキの寺になるよう協力しています」と述べた。寺務員の津田裕子さんは「境内が花でいっぱいになるよう頑張ります。来年はサツマイモを育て、花を見る楽しみだけでなく収穫の楽しみも提供します」と張り切る。

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竹下貴信

1973年生まれ、豊川市出身。建設業界に勤務後、96年に入社。2022年から豊川市を担当している。趣味は美術館巡り。ポッドキャストでラジオを聞くのも好きで、さまざまな番組を楽しんでいる。

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