知事候補への推薦決議 一部の異論で採決せず

2022/08/05 00:02(公開)
発言する今泉氏㊧。右側では起立して抗議する浅尾氏。壇上には大村知事が=つぐグリーンプラザで
設楽で北設町村議会議員大会

 第36回北設楽郡町村議会議員大会(同議長会主催)が4日、設楽町津具の「つぐグリーンプラザ」で開かれた。恒例となっている知事候補への推薦決議が緊急動議で出されたが、出席議員の異論があり今回は採決しなかった。
 大村秀章知事が駆けつけた後、設楽町議の今泉吉人氏が任期満了(2023年2月14日)に伴う知事選に推薦する発言を始めたが、東栄町議の浅尾もと子氏が異議を唱えた。このため、議長会が採決しなかった。
 大会議長を務めた設楽町議会の山口伸彦議長は「今泉氏の発言中に異議があった。拍手も起こったが採決ではなく、今泉氏への応援と捉えている」と話した。
 設楽町、東栄町、豊根村の各議員が2年に一度、一堂に集まって各自治体が抱える課題を発表し、県や国への要望事項をまとめる。新型コロナウイルス禍で2年前は中止し、4年ぶりの開催となった。
 8議案が出された。3町村共同は、林業振興対策▽有害鳥獣害対策▽情報通信基盤の整備更新に対する支援▽新型コロナウイルス感染症対策支援-などの五つ。自治体単独では設楽町が「猿投グリーンロード延伸、国・県道の早期改良」、東栄町は「国道473号月バイパス早期改築」など、豊根村は「国道151号上黒川地内改良整備促進」など。
 郡町村議会が「存続・持続可能な地域づくり」を目指して国と県との連携して目標に向けて努力することを決議した。林業振興推進など6項目を関係期間に陳情する。
【安藤聡】
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