行動制限を伴わない盆休み

2022/08/12 00:02(公開)
大勢の来場客でにぎわうプール=蒲郡市のラグナシアで
大勢の来場客でにぎわうプール=蒲郡市のラグナシアで
 新型コロナウイルス感染拡大が続く中、行動制限を伴わない盆休みを迎えた。帰省ラッシュもピークを迎えた11日、東三河の行楽地や集客施設などでは家族連れなど大勢の人でにぎわった。
 蒲郡市のテーマパーク「ラグナシア」では、家族連れやカップルらが流れるプールなどで凉を求めた。ウォータースライダーは最長約40分待ちと盛況だった。
 駐車場は県内からの来場者を中心に、三重や岐阜、浜松などの県外ナンバーも多かった。
 ラグナシア広報宣伝部の中川絢也香さんは「7月のプール開き当初はコスプレイベントもあって1日約1万人の来場があったが、天候不順やコロナ感染急拡大で落ち込んだ。何とか持ち直してほしい」と期待した。
 豊根村の茶臼山高原には行楽客など2000人以上が訪れた。ペダルのない自転車「ランバイク大会」に参加する親子連れや、萩太郎山ではサンパチェンスを観賞する人らでにぎわった。
 茶臼山高原協会によると、新型コロナ感染第7波の影響か、人出は例年よりも少ないという。
 豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)は暑さを避けるため、夜間営業の「ナイトZOO」が好評だ。9~15日は盆休み対応で毎日開き、日中並みの2000人が訪れる。
 また、自然史博物館の「ポケモン化石博物館」は好調で、開幕2週間で2万人を突破。暑さも気にならず、多くの家族連れでにぎわっている。
 鉄道の帰省ラッシュはピークを迎えた。JR東海の発表では、東海道新幹線の指定席予約席数のピークは下りが11日、上りは14日。この日は東京駅発の「ひかり」号など一部で混雑が見られたという。
【取材班】
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