コーヒー博士になろう

2022/08/25 00:00(公開)
コーヒーの歴史などを解説する相原さん㊧=ブリッジビルドコーヒーで
コーヒーの歴史などを解説する相原さん㊧=ブリッジビルドコーヒーで
 豊橋市新栄町の喫茶店「ブリッジビルドコーヒー」で23日、講座「きみもコーヒー博士になろう」が開かれた。親子らが受講し、コーヒーの歴史や豆の生産地、豆から飲めるまでの過程を学んだ。
 夏休みの思い出作りや、自由研究の題材になればと企画した。豆を焙煎(ばいせん)している「エキセントリック・コーヒーロースターズ」代表の相原紀男さん(47)が講師を務めた。
 相原さんは「発祥の地はエチオピア。ヤギが実を食べている様子を見た人間が食べたところ、おいしいと感じたのが起源。世界へと広がっていった」と歴史を説明した。
 実はフルーツで、果肉の部分を取り除き、種を焙煎して豆にするとし、「その豆をひいて、湯にとかしてコーヒーとして飲めるようになる」と述べた。また木は寒さに弱く、赤道に近い国々で栽培されており、「コーヒーベルト」と呼ばれていることなどを伝えた。
 小型焙煎機を使った実演もあった。「ゆっくりと熱を加えることで化学反応を起こし、おいしい味わいに仕上がります」と解説した。
 参加者は「焙煎したばかりの豆を食べさせてもらいましたが、思ったよりも苦かった」などと話した。
 次回の講座はドリップ体験。26日午後2時と、29日午前10時、午後2時からある。参加費500円。希望者はブリッジビルドコーヒー(0532・26・3808)へ。
【竹下貴信】
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