3年ぶり豊橋で「ふたば感謝祭」

　豊橋市中原町の社会福祉法人「ふたば」で２７日、「第１６回ふたば感謝祭」が開かれた。３年ぶりで、施設利用者や家族、職員やボランティア、地域住民ら多くの来場者でにぎわった。
　施設の周知やボランティア、地域への感謝を込めて開く。新型コロナウイルス対策として、これまでとは形を変え、初めて屋外のみの会場で時間も短くした。
　団子や焼きそばなどのテークアウト模擬店のほか、焼き菓子や織り製品、アクセサリーといった施設製品の展示販売、フリーマーケット、遊びのコーナーなどのブースが並んだ。ステージイベントや飲食場所を設けない代わりに、中原町住民有志の協力で「グラウンドゴルフ体験」を企画し、子どもたちに人気だった。
　また、施設が災害時の受け入れ協定事業所となっていることから、備蓄食料の「アルファ米」で作ったチキンライスとドライカレーを各50食用意、来場者にふるまった。
　北尾健二施設長は「多くの人に来ていただいた。今後も屋外をメインにアレンジしながら『ウィズコロナ』のイベントを開いていきたい」と話していた。
【田中博子】